2012/5/13

Jacque、makikoとbierを飲んだカフェで待ち合わせをして、散歩をはじめる。
真剣な話しを稀におりまぜて、大概が冗談話だ。
「エイイチ、お前はユーモアがあるな」といわれるが彼ほどではない。

行きつけのカフェに連れていってもらう。このカフェは昔から馴染みのアーティストが訪れる老舗のカフェ。常連客で満席だが、当たり前の様に席を譲ってくれた。
おそらくまた「この日本大使はこの後大統領との会談を控えていて忙しいのだ」などという冗談を真顔で言ったに違いない。
bierで軽く喉を潤して、次の店へ。滞在2日目に仲良くなったフレンチのシェフが経営する店だ。
滞在中に仲良くなった友人と幾人か再会しハグを交わす。
前菜のフォアグラ食べ終わる頃に
Johnが立ち寄ってくれた。
作品や活動を幾つか紹介すると私に関心を寄せてくれた。今後の展開などのアドバイスをもらう事ができた。
20FoxのCEOをはじめ、多くの大役をこなしてきた彼の眼光は優しも鋭い。
彼のJrは建築家で、その場で電話をかけて呼ぼうとしてくれたがタイミングが合わず。だが、いづれ出会う事もありそうだ。
「大きな規模でパリにてexpoをしてもこの作品ならうまくいくよ」とお世辞でも嬉しい言葉だ。協力も仰げそうだ。
Johnと入れ替わるようにフランスで活動する日本人パティシエと出会う。
Jacqueとmakikoのアパートに4人で向かい、シャンピニオンとアンディーチョークでシャルドネを楽しむ。
ジョークを交えて生き方や哲学的な話をし、歌い、笑い、グラスを傾けた。
再会を約束しつつ別れを惜しむ。

> 田中英一のコトバ