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月輪寺

月輪寺という堺市のお寺のご住職ご夫婦からのご依頼。

御住職が試行錯誤しながら丁寧につくりあげた御庭。
春には山桜が満開に咲き誇るそうです。
その御庭を2階の居間から夫婦でお茶をのみながら一息つくテーブルと椅子をご所望でした。


お務めや来客で何かとお忙しい日々。
夫婦で過ごす一服のひとときを大切にしたいそうです。

眼下に庭を望みながらも、目線の先には常に長く連れ添った伴侶がいてくれる。
心込めてつくりあげた庭の花が舞う音、風の音、石に沁み入る雨音。

目は伴侶に、耳は庭に。
そこから、庭聴の椅子、机と名付けました。


































































































文机・・・
書家、陶芸家でもある月輪寺の御住職が
書の作品をつくりあげる際に使う文机。
何世代にも渡って手入れしながら使う事ができるよう、仕口に細心の注意を払いながら設計されています。
書に集中できるよう、座した際の視界からは極めてシンプルに仕上げています。
山桜のしっとりとした艶感と触り心地についうっとりとしてしまう作品です。