英一カテゴリー記事の一覧です

2015/8/9

英一

淡路島から、はち切れんばかりの無花果が届く。
なんなんだ!この糖度と喉元をスルリと抜けていく感覚は。
これが無花果なんだな。
皮が薄く滑らか。
ピンッとはりつめた果実をそのまま唇でかみしめる。週末の明け方に近い真夜中の出来事。

2016/6/14

英一

祭りの後の静けさを楽しんでいます。
むすひ披露宴に多くの方に参列していただきました。
総勢250名近くの方々に祝っていただき「むすひ」も喜んでおります。
 
福島や淡路島など遠方から、わざわざ足を運んでいただいたお客様もいました。
 
建築もそうだったのですが、今回の宴もみんなでつくりあげる場だったと感じています。
 
表現や、もてなしは一方通行では味気なく、双方に交じりたいものですね。
 
セッションしていただいた表現者の方々、酒を酌み交わしていただいた参加者の方々に心から感謝です。
 
あと数日は惚けていそうです。
むすひ披露宴にての演目
「食と建築」トークセッション
建築家 石嶋寿和さん
造園家 田中菜穂さん
料理研究家 片幸子さん
司会 斉藤克己さん
「唄」
天野季子さん
「朗読劇」
作演出 明神慈さん
出演 鶴田真由さん
出演 古屋隆太さん
音楽 内田輝さん
「静寂のグラヴィーコード」
内田輝さん
「ふるえるむすひ」グンデル独奏
やぶくみこさん
「カフェ」
新次郎さん
「世界の郷土菓子」シェチェルブラとポルヴォロン
林周作さん
「カメラマン」
工藤正路さん
「シャトルバス」
駒村佳和さん
(画像にタグ付けをしますが、不都合のある方はおっしゃってください)

2016/6/9

英一

週末のイベントにむけてメンバーが一丸となって準備しています。
皆んなあまりに力をいれているので、終わった後の反動が怖いです。
 
最近、体脂肪率が9%くらいで安定してきたので、ほどほど身体のバランスが良い日々です。
 
でも、日々ほとんど歩いていない影響でフクラハギの筋肉がなくなってきてますよと指摘されました。
(日にせいぜい200歩ほどの歩数でしょう。)
 
スタッフには線香の匂いがするとかいわれるので、やんわりミイラ化してきているのかもしれませんね。
 
なーむー。

2016/6/1

英一

最近、午前中は漆部屋に籠っています。
外界から離れた森にいる感覚でひたすら漆の音を聴きます。
まだ未熟な私には彼らの声の僅かなところしか受け取れていないのですが、
独学ならがら少しずつ音を楽しむことができるようになってきました。
画像にあるのは茶托の裏側。
この後、赤く染めた茶托に黒い漆を重ねていきます。
使い続け年月が重なった時にこの紅の漆が控えめに姿を現すのです。
私が見ることができる彼らの赤い姿はこれが最後かもしれないと思いに耽りながらの漆部屋です。

2015/11/23

英一

清澄白河という土地にはご縁があって。
その地から根付が届いた。
制作をして頂いた方は地元の総代をしておられ、祭りの節には大変にお世話になっている。
蛙は何かを耐えているのか、考えているふりでもしているのか。
裏を返すと足はどこかモジモジしているようで。
どこか他人の気がしない。
とてもいい仕事をなさっていて、眺めているとウットリして晩酌も進む。
これから、おさじに漆をひと塗りして今日の仕事は終えようと思う。

2015/2/18

英一

今月は書類審査を通った若者が5名ほど1次試験に来ています。
2週間にわたる試験です。
その中で1名ひときわ可愛らしいお弁当を持参する若者。
もちろん自作。
彩りがキラキラしてる。
秦くんのレンガみたいなお弁当とは違う。
あるとき彼に「カッターナイフをアトリエからとってきて」と材料置き場でお願いした。
ちっとも戻ってこない。
5分経過したのちに戻ってきた彼は困惑した表情で、
「バターナイフがどうしても見つかりませんでした」
んーーなんだかメルヘンティック。
キュンキュンしちゃう。

2015/1/19

英一

先週末、雪が降り始めた長野県は上田に納品してまいりました。
日帰りで行くことが寂しく感じるほど、いい場所で。
眼下に林檎畑がひろがる気持ちの良いご自宅です。
かなり長くお待たせしましたが、無事にお届けできました。
画像にあるように当初の材木からすると想像できないほど、
山桜の表面は滑らかで艶やかで。
機能的な面はさておき、デザインの希望を色々聞いてはいましたが、
結局この木が削って欲しい方法はそんなに沢山ある訳ではなく。
必然的に大方の姿形は決まってしまい私にはどうする事もできませんでした。
雪景色を見ながらのコーヒーは格別だったそんな一日。

2014/9/9

英一

里山の自然豊かななかで生活をしていると虫の心配をされることがあります。
実は都会で暮らすよりも、ずっと虫害に苦労はしないのです。
余計なことをしなければ自然とバランスをととのえてくれるから。
とはいえ、蜂はなかなか手強い。
軒に巣をつくり始めたら、昨年までは市販の殺虫剤を散布して巣を取り外していました。
しかし、殺虫剤を利用するのはなんとも気が引けます。
そこで今年はこれ。
園芸用につくっている唐辛子水を水鉄砲で狙い撃ちしてみました。
これが効果抜群。
アシナガバチが即座に巣建築現場から移動しました。
壁面も汚れないしね。
使い終わったら、こども達が間違えて使わないように洗浄してしまうことにします。

2014/7/19

英一

私の家具をつかってもらっている戸塚の保育園でワークショップを開催しました。
「はこいすワークショップ」
北海道の「しらかば」をつかって親子で組み立て、色塗りを施します。
色塗りは葉っぱのスタンプをペタリ!
「しらかば」とはどのような樹木なのか、「いす」は誰の為につくるのか・・・。
そんなことを考える2時間でした。
この形になるまで、みな相当に苦労しましたが、発表時には最高の笑顔!!
手を動かして〈ものをつくる〉ことの楽しさを困難さを感じてもらえたと思います。
ひげじい、また遊びに行きますね!

2014/5/12

英一

先ほどテーブルを納品させて頂きました。
ご主人が、昔北京は胡同(フートン)にて購入してきた古い建具を利用したダイニングテーブルです。
建具は中国の寸尺で構成されているため、厚みも33㎜です(日本の1寸は30.3㎜ですが、中国では33.33..㎜なのです)
フローリングなどとの相性も考え、今回はウォールナット材で脚部と天板の一部を仕上げました。
直線で構成し、スマートです。
日常生活に寄り添って楽しんで頂けるとうれしいです。