大皿(無名)
Large plate
樹木が本来持っている形に添い、内側に隠れた姿を削り出すことで、二つとない大皿が生まれます。
そこに漆化粧が施され、色とりどりのお料理やお菓子が盛り付けられることによって、かつての木片はお料理の舞台として生まれ変わるのです。
違う色彩の絹生地が重なり合って透けるかの如く、独特の深みを持つその色調は襲の色目(かさねのいろめ)と表現され、存分に主役を引き立てます。
七寸・九寸・一尺の円形を備えた大皿たちが食卓に供されるとき、集う人たちにとって特別な食の時間が開演することでしょう。
またホテルなど商業空間でのディスプレイ・オブジェとしても。おもてなしのアイデアが広がります。