善了寺
Zenryo-ji
横浜・戸塚で800年続く、浄土真宗「善了寺」。新しいお堂「聞思堂」のための家具です。
聞思堂は、「お寺はカフェのルーツ」という思いの元に人々が集うことを考慮した設計になっており、また東日本大震災を受け、復興支援と3.11後の世界を生み出す建築として、「カフェスロー」(東京都国分寺)の設計で著名な大岩剛一先生が手がけられました。
聞思堂は、「お寺はカフェのルーツ」という思いの元に人々が集うことを考慮した設計になっており、また東日本大震災を受け、復興支援と3.11後の世界を生み出す建築として、「カフェスロー」(東京都国分寺)の設計で著名な大岩剛一先生が手がけられました。
その場所でこれから50年、100年先までも、訪れる方々に見て、触れて、使っていただくための家具制作を、田中英一にご指名くださいました。
【shakate】
お釈迦様の指のしなやかさをイメージした椅子。
背骨を両側から支える背もたれは見た目以上の安定感があり、無垢の心地よさを全身で感じ取ることのできる座り心地です。
並べると合掌をしているように見えます。
【shakateスツール】
卵のような女らしい座面と、男らしい脚部の組み合わせ。脚部のシルエットはshakateの背もたれのデザインと連鎖しています。
スツールの醍醐味はスタッキングの美しさ。螺旋を描いてどこまでも積み上げることができ、その姿はチベットで出会った仏舎利塔のイメージです。
【八角卓】
扇型をした八台の机は、その配置を変えるごとに実用性を兼ねながら、様々な宗教的なテーマを含みます。