2017/7/10

ルールとか規則とか
最近、ありがたいことにメンバー数が上昇傾向にある。

人数がいればいいという訳ではないが、
ご依頼いただく声が多い分、
それに対応できる人材が増えることは頼もしい。

最近は週に一回、地域のお母さんたちが集まって離乳食スプーン
などのカトラリー作品を手伝ってもらっている。
もちろん安全な工程だけね。
それだけでも随分助かります。

そうなってくると、いろいろとルールやら規則やらができてくる。
その辺りのことで喧々諤々とやっていたので、
そもそも我々にとって「規則」とはなんなのかを定義してもらう
打ち合わせをスタッフでしてもらうことにした。

なんのための規則なのかを。
ともすれば、会社みたいになって暮らしにくくなりそうだしね。

ここでの規則って基本的に私(英一)には当てはまらないことが多い。
就業規則だとか残業とか、作業で怪我しても労災もおりないし。
最低限の社会的モラルは必要だけど、(ちゃんとあるかは謎)
基本的に自由な分、守護されない。
そんな私が規則なんてつくっちゃいけない気がしている。

泥棒から身を守るための施錠のルールは鍵を持っている人が
目的をもって定義すべきだ。
ただし、鍵収集家(マニア)はいらないし、
盗む人なんかいないでしょ、と放置する人も一緒には住めない。
玄関の鍵は万全ですと勝手口を開放している人とも暮らせない。
あと、私を外敵だと勘違いして締め出してしまう人もね。

何から身を守るのか。

誰から何を守るのか。

その目的、その手段を考えるいい機会になればうれしい。

> 田中英一のコトバ